「全国労働衛生週間」の準備月間のスタートです。毎年、あちこちの現場で「会社にとって、安全週間より、負けず劣らずに大切なのが衛生週間だ」とお話します。衛生週間は、当社にとって職業性疾病について考えるための週間だと私は思います。トンネル工事、シールド工事などの場合、危険な地下工事での作業が強いられてしまい、じん肺・振動障害・難聴・腰痛・酸素欠乏症など、代表的な職業性疾病のすべてが関係してきます。ケガと違って疾病は、完全な治癒が困難な症状が多く、予防がとても大切なのです。