今日は、「考えての失敗」についてお話します。人間誰しも、作業に慣れてくると、「これくらいなら」とか「多分誰もいないだろう」などと、物事を甘く見るようになります。このような甘い考えは、実際に失敗するまで修正が困難です。また「あせり」のため、思ってもいない行動をとるのも人間です。また、朝礼などの指示事項をまったく勘違いしてしまう、これもよくある話です。このような「考えての失敗」を防止するためには、繰り返しての指示、絵や図面を使っての説明、現地での説明、などを執拗にやるしかないです。