暑くなると、ヘルメットに穴を開けて使用する人がいます。これはやめてください。ヘルメットの強度が著しく低下します。その上、穴を開けたために思わぬ事故にあうこともあります。ある現場で発生した話を紹介します。足場組立て作業中のことです。災害発生時には、上下作業となってしまったようです。上の人が、番線を締め付ける「しの」を落としてしまいました。その「しの」の先が、下で作業中の人のヘルメットに落下し、ヘルメットにあけた穴に見事的中、頭蓋骨に穴が開いてしまいました。うそのような話です。