今朝のひとこと話

9月度の話(その203)
「コンクリートが新幹線ひかり号を直撃」

1999年、山陽新幹線のトンネルで、約200kgのコンクリートが落下して、走行中の新幹線ひかり号を直撃しました。幸いにも、屋根やパンタグラフを壊しただけで、大災害は免れました。本当に怖い話です。それ以来、全国各地のトンネルで、コンクリート片の落下が確認され、トンネルの信頼感が大きく低下してしまいました。コールドジョイントという言葉もずいぶん耳にしました。我々はトンネルを作るプロとして、将来を見据え、市民の安全・安心を意識して、しっかりとしたトンネルを作らねばなりません。

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