あるトンネル現場でのことです。仮設撤去のため、6インチの鉄管を解体していました。この現場では、取り外しのときに、鉄管を足場チェーンで吊っていました。しかし、チェーンは重さに耐え切れず切断し、補助作業員が負傷しました。別の現場では、コンクリート鉄管を配管するため、12番線を使用して吊りました。圧送中、番線は切断し、ポンプ車の補助作業員が負傷しました。これらの災害は、吊り具の選択ミスが原因です。玉掛けにはワイヤーロープを使用し、鉄管などの吊り具には、チェーンを使用しましょう。