大分県の耶馬溪(やばけい)という所で、「青の洞門」というトンネルを掘ったのは禅海和尚というひとです。240年も前の1764年のことです。硬い岩に向かってたった1人で、30年もかけて180mのトンネルを掘ったのです。手のみではつりながらの仕事たったようです。ところが「途中で怪我をした」とか、「最後にはじん肺になった」などという話は聞きません。禅海和尚は、自分の身体を強い精神力で、守りきったことと思います。今日は気持ちを改めて、「自分の身体は自分で守る」という意識を確認してください。