岩手県の同業者と、出会い帳場になったときの話です。朝礼は隣同士でやりました。朝礼が終わってから、当社はそのまま入坑し、すぐ作業開始です。立坑を担当した岩手県の業者は、朝礼後すぐには作業にかかりません。約10分間ほど、全員が始業点検をし、点検簿を記録してから工事着工です。当社は真似をしようとしましたが続きませんでした。当然ながら、当社は工期も予算もぎりぎり、相手は、楽々と儲けました。機械故障による損失の大きさを思い知らさらされました。それからはじめたのが「TS運動」なのです。