JR福知山線で発生した脱線事故からの教訓です。2番目として、災害発生時の対応です。事故発生時、電車に乗っていた同社の社員が、救助作業をせず会社に向かったようです。「人名救助が何よりも最優先」という基本行動が、興奮事態では生かされなかったようです。以前、事務所の隣で火災が発生した時、5人ほどが消火しようとしましたが、「消火器をさかさまにする」という基本行動が誰もできず、私たちが指導してやっと火を消したことがあります。異常時ほど沈着な行動をとるよう、日頃から練習しておきましょう。