今朝のひとこと話

8月度の話(その185)
「20~30㎝の高さで地きりの実行」

クレーンやユニック車で物を吊り上げた直後、荷物がゆれて、人にぶつかったとか、荷物が傾いて落下して、人にぶつかったなどという災害がよくあります。これは、地きりという手順を無視したために起きた災害といえます。荷物を吊り上げるときは、20~30㎝の高さまであげたら、1度止めて、吊り荷のバランスや玉かけ状態の確認、そして、荷物のゆれを止めるため、必ず「地きり」をしてください。また、長い材料、大きな材料などを吊る場合は、吊り荷の下に入らないようにして、介錯ロープを使用してください。

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