雪の多い東北地方では、雪道であるがための災害は何度も起きています。あるトンネルで発生した災害事例です。その現場では、坑口まで雪が舞い込み30㎝ほど積もっていました。坑内から出てきた作業員と、坑内に入るバックホウがそこですれ違いました。作業員は脇を通過しようと、雪の上を歩きました。そのとき雪でスリップし、路盤まで滑り落ちました。運悪く丁度バックホウが通過し、キャタピラーに轢かれ、足に重傷を負いました。数秒間待機するのを惜しんでの被災です。もっとゆったりと行動しましょう。