災害は、安全意識を忘れた頃突然発生します。まさに「油断大敵」という戒めです。「油断大敵」という言葉は、古代インドの王様が、家臣の頭上に鉢を乗せ、その鉢に油をいっぱい入れて運ばせ、「途中で1滴でもこぼしたら命はない」と命じたことから生まれた言葉です。我々の仕事に当てはめれば、「一瞬の油断で命を落とすから、緊張感を持続して安全作業を続けなさい」、という意味になります。以前お話した、「心配する仕事に事故はなし、今日も心配、明日も心配」という言葉をもう1度思い出し、油断のない作業をしましょう。