ある大手ビール会社の話です。「ビール瓶をペットボトルにしよう!」という画期的なアイディアが出ました。ビール会社としても、久しぶりの画期的なアイディアに色めきたち、8億円も投資して開発に臨みましたが、挫折に終りました。それは、現状ではペットボトルの処理能力がないからです。素晴らしい発案でしたが、環境問題を考えて、市民からの同意は無理だろうという判断でした、それほど市民の環境への意識が高まっているということです。何をやるにも市民の目線を大事にしなければいけないという参考事例です。