常に問題意識をもっている人と、もっていない人では大違いです。問題意識をもっているひとは、危険を察知する力が強い人であり、提案の出来る人です。問題意識を持つためには「カ行点検」が有効です。「カ行点検」とは、「観察する」、「気づく」、「首をかしげる」、「検討・計画する」、「行動する」という言葉の頭文字を並べたものです。例えて言えば、現場ではいろいろとよくみる、落石に気づく、どこから落ちてきたのか首をかしげる、法面崩壊を確認、防止策を検討する、すぐに対応して未然に防ぐ、という手法なのです。