4月度の話（その８０）
「安全帯のフックは出来るだけ高いところに」

高所作業のある現場は全員、安全帯を着用してください。「高いところに上る人は着用のこと」とか、「開口部がある場所では着用のこと」という決まりでは徹底できません。つい忘れた、たまたま着用していなかった、というひとに災害が待ち構えているものです。「高所作業は、常時着用」を実行しましょう。安全帯を使用する場合、フックをつける場所をよく考えてください。最低でも、自分の肩より高いところにつけてください。それ以下につけて墜落した場合、一命は助かっても、内臓破裂の危険がかなり高いそうです。